あくびすぐうつる

30代女、その日までの記録

33歳になった

2024/2/26、33歳になった。独身、女。33年も生きたのか、本当に人生って長い。わたしは26歳くらいからぼんやりと(早いうちに死にたいなぁ)と思うようになり、29歳くらいに(40歳で死のう)と決めた。その気持ちは年々強くなり、40歳までの人生を記録に残しておこうと思いこうしてブログを書き始めた。40歳までに死への覚悟が決まるのか、はたまた40歳の先も生きてみたいと思えるようになるのか、素直に記しておこうと思う。正直ちゃんと死ぬのは怖い。精神疾患などもなく、今すぐ死にたい、というような衝動はない。ただ、40歳より先の人生に希望が持てない。そういう人は意外とたくさんいるかもしれない。だとしても本当に死ぬことはないだろうと思うかもしれないが割ともう人生をやり尽くしたという感覚が強い。やってみたいことも後悔も特にない。あと7年のうちに死ねない理由が出来たりしたらそれはそれで万々歳なのかもしれない。とにかく今は厨二病乙、と言われて終わりのようなこの決意と自分の心の変化を客観的見られるようにここに書き記していきたい。

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わたしは今、22歳と25歳の女の子とルームシェアをしている。前に勤めていた会社の同僚で、わたしは中途、ふたりは新卒で同時期に入社した。それなりに年上のわたしを「同期」と称して仲良くしてくれた。それがとても嬉しかった。シフトが出るたびに休みと出勤が被る日をチェックして、プライベートでもよく遊ぶようになった。10年以上一人暮らしが続いていたわたしは、そろそろ人と暮らしてみたいと考えていたし、自然な流れでこの子達と一緒に住みたいと思うようになり、去年の年始に一緒に住んでみないかと提案した。断られると思っていたものの案外あっさり承諾してくれた。そして、その年の夏には今の3人での生活が始まった。家の契約は2年。これを期限と決めて、ふたりの若くみずみずしい時間を共に過ごさせてもらっている。ふたりには期限なんて決めなくていいと言われるが、やはりふたりの輝かしい未来の邪魔にだけはなりたくない。好きな人が出来たり、結婚したりするかもしれない。同世代の友達は今では皆結婚していて、母親になっている子もいる。いつまでも独身のわたしに時間を割けるわけではないのを知っている。そうなるまでの、短いけど長い2年を、同じ家で過ごしてもらえることの貴重さを痛感する。

上の写真はそんな同居人たちと飾り付けたクリスマスツリーだ。ひとつひとつが眩しい思い出になる。つらいこと等そうないのにそれでも同時に死にたさが募る。